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医ろ展〜色を使った医学を楽しく学んじゃおう!〜

今年の医学祭のテーマは「カラフル」です。そこで、色を用いた医学について楽しく学べる企画をしようと考え、「医ろ展」を考案しました。「医ろ展」では、以下の2つのコーナーを設ける予定です。


1. 『PET検査を砂絵で表現しよう!』

 

「PET」とはPositron emission tomographyの略です。主にがんを探すために行われる画像検査で、画像の中で通常とは異なった色が見える部分があるかどうかで、がんの場所を判断しているのです。(※白黒の濃淡で表現される場合もあります。)
このコーナーでは、その画像を砂絵で再現しながら、PET検査の原理について一緒に学ぼうと思います。

みなさんが作った砂絵は、なんとうちわになっていてお持ち帰りできます。その砂絵の台紙となるうちわが先日届きました。下の写真にあるのは裏面で、実際に砂絵を書く面がどうなっているかは当日のお楽しみ☆
皆様ぜひ遊びにいらしてください!

うちわ

2. 『災害が発生!あなたなら最初に誰を治療する?〜トリアージって何?〜』


災害が発生すると、一度に大量の傷病者が発生します。その時に、一番多くの傷病者に一番良い治療ができるように、傷病者に優先順位をつけて治療を開始します。このことをトリアージと言います。トリアージでは、傷病者を緊急・準緊急・保留・死亡の4群(※各群の名称は他にもあります)に分類しますが、それぞれ色が割り当てられています。ある傷病者にどの色の札がつけられているかでその人の状態が把握できるようになっているのです。このコーナーで、一緒にトリアージの判断をしてみましょう。

 

トリアージの体験は傷の装飾を施したぬいぐるみで行います。
例:傷病者は76歳の男性です。災害時に、前方へ転んで右の太ももを鉄柵で強く打ってしまいました。
傷の具合を見てみると、右の太ももの形が変わってしまっていて、大きな擦り傷があります。とても痛いと言っていて、血がたくさん出ています。
あなたはこの傷病者にどの程度の治療の優先度があると判断しますか…?4色のうちいずれかの色で答えてください。
 

医学部の学生と交流できる楽しい企画です。是非足をお運びください。お待ちしております!


※なお、この企画は学生が運営しております。実際の検査・治療等については主治医の先生とよくお話し合いください

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